2019-06-04
トラックドライバー長時間労働の是正のため記録の義務付け開始
国土交通省は5月31日、トラックドライバーが長時間労働の是正とコンプライアンスの確保を図るため、中型トラック以上の乗務の際に荷役作業・附帯業務に対し記録の義務付けを開始する旨を発表しました。
ドライバー不足が深刻化する中、ドライバーの働き方改革を進めることにより物流機能が滞ることのないようにする目的です。
【乗務記録への記録対象として追加する内容】
- 対象車両
車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の車両に乗務した場合 - 対象作業
[1]荷役作業(例)積込み、取卸し
[2]附帯業務(例)荷造り、仕分、横持ち・縦持ち、棚入れ、ラベル貼り、はい作業
※ 契約書に実施した荷役作業等の全てが明記されている場合は、所要時間が1時間未満であれば荷役作業等についての記録は不要です。
(国土交通省ホームページより引用)
施行日は令和元年6月15日(土)です。